エリオット波動を構成する基本波形。『推進波』と『修正波』をみていこう

エリオット波動では、「相場は5波動構成の推進波と3波構成の修正波が交互に織り成す形で作られる」ことが基本でした。

https://restudy-fx.com/elliott-wave-basic/

波の種類として「推進波」と「修正波」の2つに分類され、この2つの波が交互に織り成し1つの流れを作っているということです。

相場が一直線に進んでいかない理由でもあります。

今回はそんな推進波と修正波には、どのような形があるのか基本的なものを確認していきましょう。

エリオット波動の推進波

推進波は上昇5波動構成の波で構成されます。この推進波は主にインパルスとダイアゴナルの2種類があります。

インパルス

インパルスは上記のような形で進む波です。きれいな上昇を描きながらスッキリと進んでいく形が特徴です。

安定した上昇局面ではインパルスで相場が進んでいることが多く、きれいなチャネルラインが引かれます。

https://restudy-fx.com/impluse-wave/

ダイアゴナル

ダイアゴナルも推進波ということで上昇の波形ではありますが、インパルスほど勢いをつけた上昇ではないためスッキリとした上昇にはなりません。

チャートパターン的にはウェッジのような形で進んでいきます。インパルスと大きく異なるのが第4波が第1波の範囲に食い込んでくる点です。

https://restudy-fx.com/diagonal/

https://restudy-fx.com/chart-pattern-wedge/

エリオット波動の修正波

修正波は波の進む方向と逆行しながら進むため、複雑な形となる傾向があります。そのため推進波と比べ、修正波には色々な形や組み合わせが存在しています。

そんな修正波の基本波形となるのが、ジグザグ・フラット・トライアングルです。

ジグザグ

下落のA波、そしてA波から反発してB波を作るも、B波はA波の下落分を回復することができません。さらにC波ではA波の終点を割り込むという形です。

比較的順行する形であるので、修正波の中ではわかりやすい部類に入ります。

フラット

A波で下落した後、B波がA波の視点付近まで戻ってきます。そしてC波ではA波の終点付近で終わるのがフラットの特徴です。

いわゆるレンジと呼ばれる形です。

トライアングル

振幅が時間と共に小さくなっていく形です。一般的には三角持合いを作っている場面ですが、振幅が徐々に拡大していく拡大型のトライアングルも稀に発生します。

急こう配な修正波と横ばいの修正波

修正波は大きく分けると、レートが急上昇(下落)しているような急こう配な修正と、レンジを作って動く横ばいの修正があります。

価格修正と時間修正

急こう配な修正は価格修正の要素が強く、横ばいの修正は時間的な修正の要素が強いとみなすことができます。

急こう配な修正波は勢いがあるため、あまり複雑な形にならずスッキリとした形となります。波形としてはジグザクのような形で修正が入ります。

横ばいの修正はレンジを作るような形で膠着した修正となります。動きがなくヨコヨコで動いている場合は、横ばい修正が発生していると考えることができます。

横ばいの修正の波形としてはフラット・トライアングルとなります。

おわりに

エリオット波動の推進波と修正波についてみてきました。

推進波にはインパルスとダイアゴナルの2種類。修正波にはジグザグ・フラット・トライアングルの3種類があるのでした。

修正波の場合、現在どのような波形を作っているのかの判別が難しく波形が完成してからどのような修正波を作ったのかがわかるということがほどんどです。

エリオット波動について詳しく知らなくても、基本の5波動の動きをつかんでさえいれば、現在の相場の位置は調整局面であるかはザックリと判断できます。

修正波の中でトレードしても、難しく利益も取りにくいだけですので休むということも最善な戦略となります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)