ビットコインのチャートで見るエリオット上昇5波動

エリオット波動

2017年末には1ビットコイン200万円なんて、とんでもない価格をつけたビットコイン。2019年に入った現在では40万円前後で推移しています。

底打ち感もしますが、50万円の節目を完全に下抜けてしまいましたし、50〜60万円ゾーンは強烈に抑えられてしまいそうですね。

残念ながらまだまだ上昇していく雰囲気のないビットコインですが、教科書にでてくるようなキレイなエリオット5波動構成の上昇が見られたのでご紹介します。

ビットコイン円4時間足チャートのエリオット波動

上のチャートはビットコイン円の4時間足になります。

エリオット波動として考えられるのは、上下に激しく長いヒゲをつけた後に上昇へ転じている箇所。

ちょうど右半分から上昇スタート!といった具合です。

波のカウントは人それぞれになる部分がエリオットの難しいところですが、今回のチャートは大抵の方が同じように見て取れるのではないでしょうか。

個人的にカウントしたものが以下のチャートです。

エリオット波動のカウント例

きれいな上昇を描いていますね。おおよそ上図のような形かな?という感じでザックリと書いてみました。

第1波〜第5波を完成させて、調整波がスタートしたようです。突然急落したように見えますが、上昇5波が完成したので次は下げるのは自然なのですよね。

どこまで調整が入るのかはわかりませんが、今回の1波〜5波が一回り大きな第1波となるならば、次回の上昇はさらに大きな上昇を描きそうで期待しています。

各波の見極め方

この1波から5波はどのように判断していけばよいのでしょう?簡単にですが解説します。

第1波

第1波は、第2波の調整により1波の上昇分が価格修正されてしまうことが大半なので、利益がでていてもポジションを持ち続けるということは得策ではありません。

ですので、あえて第1波を狙おうと考えるのはオススメしませんし、次の波に備えることが有益だと思います。

第1波の判断は、ダウントレンドで進んでいた直近の高値を完全に上抜けした事実を基準とします。ヒゲだけが上抜けしている場合では信用できないので、必ず実体で直近高値をブレイクしていることが条件です。

今回のケースでは以下2点がポイントになっています。

  • 直近の高値を大陽線で完全に上抜け
  • 移動平均線も下から上へ価格が上抜け

以上により、ダウ理論的にも直近のダウントレンドが終了したと言えるため、上昇に期待が持てることになります。

第2波

第2波は、第1波の上昇を打ち消しにかかる調整の動きです。

多くの場合、押しや戻しをつけにいく価格修正的な動きが多いですね。今回はヨコヨコのレンジの動きとなり、時間的な調整となっています。

下げてくるとわかっている分、逆張りしてしまいがちなシチュエーションですが、次に第3波の上昇があることがわかっていれば無理に狙っていく必要はありません。

2波ではどのような形で調整が入るか不明です。

第3波

ここだけ積極的に狙っていきましょう。1波と2波の見極めが正しければ、3波の方向も伸び幅もある程度予測できます。

今回、第2波は明らかなレンジと判断できるため、レンジブレイクから安心して乗ることができます。

「第3波の伸び幅は、一番小さくなるなることはない」という前提の元、最低第1波と同等分の値幅を積極的に狙っていきましょう。

今回の第1波では、長い下ヒゲを考慮するべきか判断に迷いますね。正解はないと考えていますので、自分なりのルールを持てばよいかと思います。

私は長過ぎるヒゲは無視すると決めているため、ローソクの実体部分を第1波の安値とみなしています。

第4波

3波に対する調整の動きです。第4波もどのような調整の形になるかはわかりませんが、比較的三角持ち合いになりやすいとされています。

今回はトライアングルを作っていますね、三角持ち合いです。

ここまでくると、上昇の流れも終盤ですので撤退を検討しますし、新規エントリーは見送ります。

チャートだけをみていると、はっきりとした上昇が始まったように見えるため勘違いしやすいポイントです。

むしろ終盤に差し掛かっているため、そろそろ下落する動きへ転じるかも?程度に次のチャンスを待ちましょう。

第5波

最後の波ということで最後の上昇です。よって5波終了後はこれまでの上昇を壊していくような大きな調整が入ってきますので天井ロングは避けたいですね。

第5波の特徴は、伸びたり伸びなかったりというところ。

5波と思えないほど、まるで3波のような伸び方をすることも稀にあります。一方で5波がどこかわからない程度の伸び方をすることもあります。

多くの場合で第5波は、第3波の終点付近で終わるか、少し超える程度にとどまるような印象を受けます。

これが結果的に、ダブルトップやダブルボトムを作る要因になっているようですね。

今回は第5波がしっかりと伸びたパターンです。

実はこの5波が伸びきった直上には、週足の移動平均線が控えていました。上位足との兼ね合いも大切ですね。不思議なほどうまくできているように感じます。

まとめ

ビットコインチャートでエリオット波動を見てみましたが、為替相場でも通用する考え方です。

きれいに動くときは動くんだなと関心してしまったので、エリオットに焦点をあててご紹介しました。

もちろんダウ理論にも従っているトレンド転換の瞬間でもありますし、上昇が始まる前にウォルフ波動もみられます。

このビットコインチャート1つには、色々と大切なテクニカル要素が詰まっていますね。

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