ローソク足の陽線・陰線の数でトレンドを判断してみる

ローソク足

ローソク足の連続した並びが、相場の上昇と下落を作っています。

ローソク足の陽線・陰線の数をカウントするなんて実際のトレードではあまりしないでしょう。

トレンドは一方向への連続した動きなので、アップトレンドであれば陽線が連続しているのだろうと予測できますね。

チャートをパッとみた感じからも、アップトレンドでは陽線が多く、ダウントレンドでは陰線が多いような感じという認識のはずです。数まで数えている人は稀でしょう。

アップトレンドでは陽線が、ダウントレンドでは陰線が多く出現する

このようなことは当たり前なことですので、無意識に判断しています。

今回は、トレンド発生中での陰線・陽線の数はどの程度のものになるか確認してみましょう。

上昇相場中でのローソク足の並び

アップトレンド中での陽線の数をカウントしてみます。

どこを起点と終点とするかで誤差がでますが、だいたいこんな結果になるんだなという感じで捉えていただけたらと思います。

ドル円日足・アップトレンド中の陽線数

ドル円の日足、長期のアップトレンドです。

1回目のアップトレンド終了後に2回目の新しいアップトレンドが発生したチャートです。2つのアップトレンドに分けてローソク足をカウントしてみました。

1回目のアップトレンドはローソク足42本、陽線が24本と全体の半分以上ですが全体の57%程度。あまり多くはありません。

しかし値幅は600pips超ということで陽線1本1本の勢いの強さが伺えます。

2回目のアップトレンドは全35本中21本の陽線。こちらも半分以上が陽線で値幅もまずまず。

続いてユーロドルの日足も見ておきます。

ユーロドル日足・アップトレンド中の陽線数

移動平均線に乗ったきれいなアップトレンド。

こちらはローソク足59本中35本が陽線でした。

値幅は900pips超でありますが、陽線の数は思っているほどありません。こちらも半分以上ありますが。約60%程でした。

下落相場中での陰線の並び

続いて、ダウントレンドでの陰線の数をカウントしてみます。

アップトレンドの場合と差はあるのでしょうか。

ドル円日足・ダウントレンド中の陰線数

2018年、今年の頭から下落し続けていたドル円です。

こちらはローソク足56本中33本が陰線となりました。半分以上が陰線ですね(約59%)。

続いてユーロドルです。

ユーロドル日足・ダウントレンド中の陰線数

 

戻りらしい場所は1つだけの一方的に下落した強いダウントレンドの場面です。

ローソク足28本中21本の陰線が発生しました。陰線の数は全体の半分以上、75%が陰線という結果です。

レンジでの陽線・陰線の本数

トレンド中でのローソク足をカウントしたので、レンジ相場でもカウントしないわけにはいきませんね。

レンジはどこを起点として考えるか迷います・・・。参考までに。

ドル円日足・レンジ中での陽線・陰線数

移動平均線に方向感なくもみ合っています。

全体で86本のローソク足のうち、陽線が39本(45%)、陰線が47本(55%)と陰線が少し多いぐらいです。

ユーロドル日足・レンジ中での陽線・陰線数

ユーロドルの日足です。33本のローソク足のうち、陽線が16本、陰線が16本と偶然ですが丁度半分になりました。

まとめ

トレンド相場とレンジ相場での陽線と陰線の本数を強引に数えてみました。

カウントする起点と終点は人それぞれな部分があるため誤差がでますが、トレンド発生中ではトレンド方向へのローソク足が多くなる傾向がありますね。

アップトレンドならば陽線が多く、ダウントレンドならば陰線がやはり多くなります。占める割合は半分以上ですね。

しかし目立つほど多くなるわけでもなく、全体に占める割合の60%ほどなのかなとも感じます。

そもそも実際のトレードでローソクの数なんて数えていたら、トレンドに乗り損ねてしまうので意味はないのですが(笑)

ただトレンドの場合はローソク足の本数に加え、陽線や陰線1本1本の伸びが良く、大きな値幅を数本のローソクだけで作っていることがよくわかります。

これは流れに素直についていく大切さを意味しています。

トレンドがいつ終わるのかわからないという問題がありますが、それでも流れが上なら買い。流れが下なら売りで入るのが大原則ということです。

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