上昇と思いきや急降下!『フラッグ』のチャートパターンを見極めよう

チャートパターン

チャートパターンの一つに「フラッグ」がありますが、非常によく現れる形です。

下落や上昇での調整局面で登場し、トレンド転換したかのようにみえるため非常に騙されやすいパターンとなっています。

今回はそんな「フラッグ」のチャートパターンの特徴をみていきましょう。

フラッグのチャートパターンの形

さっそくフラッグの形をみていきましょう。

上の図は上昇フラッグの例ですが、旗のような形を作るチャートパターンです。

フラッグ形成中は安値を切り上げ、高値も切り上げるため一見すると下げ止まりやトレンド転換を想定させるような動きとなります。

そのため、目先の動きだけでチャート分析していると買いを検討してしまいやすく、突然の下落により損切りとなりやすくなります。

基本的にはきれいな平行チャネルを作りながら進んでいくため、「上方向の動きだけれど実は下でした」と、非常に勘違いしやすいチャートパターンです。

フラッグはトレンド継続のチャートパターン

フラッグ形成中は、ダウ理論的にも目線は上方向となります。とはいえ大きな流れは下方向ということで、いつかは下落の流れに飲まれます。

これを回避するには波を広く見てみるか、一つ上の上位足の様子を観察してみるとよいでしょう。

緑が1時間足、赤が15分足でフラッグを作るような、下の図のようなイメージです。

この場合、上位足の1時間足で戻り高値を捉えているかどうかがポイントになります。15分足が上方向でも、1時間足が下の流れが継続している以上、どうしても売られやすくなります。

フラッグの初期段階はロングもショートも難しい

上の図のように安値の切り上げが見えたとき、この時点で安値2点を結んだ切り上げラインが引けますね。

高値も1つありますのでラインを平行移動して高値に当ててあげるとよいでしょう。この時点でフラッグの予測はできるので、常にラインを引くクセをつけておくのがよいかと思います。

赤丸の位置では戻り売りのポイントですが、上図のような戻りが浅いパターンは気が早すぎると言わざるを得ません。

感覚的なものになりますが、浅い押し戻しには見送る姿勢が大切かと感じます。

話を戻すと、上の画像から今後の動きとして考えられることは4つありますよね?

  • フラッグを作る
  • 赤矢印の方向へダブルボトムになる
  • そのまま下落していく
  • 平行なレンジ帯になる

フラッグを予測しているわけですが、この段階だと他の可能性も4つあるため難しくなります。この状況下で飛び込むのは無謀だと理解できると思います。

ですのでフラッグに限らず、わかりやすい形ができあがるのを待つのです。

フラッグの

フラッグ抜けを確認してからエントリーを検討する

フラッグを抜けたらすぐにエントリーするのではなく、検討してみる段階です。

フラッグ抜けということで、フラッグを構成していた上昇トレンドラインを下へブレイクしてきたわけですが、同時に直近の安値を更新しているかがとても重要になってきます。

この安値更新を確認せずに、トレンドラインブレイクで飛びつくとダマシに会う確率が非常に高まりますので注意です。

具体的には上の図のように、安値の確定を見届けた後の戻りを売る。

という戦略が安全な方法となります。戻りの目処はフラッグを作っていたトレンドラインということで、ラインへの戻しから売りを仕掛けるのが理想的なフラッグの攻め方です。

チャートパターンを使ったエントリーは形の完成を見届けて、ネックラインへの押し戻りから仕掛けることが共通するポイントです。

優位性があるならばフラッグの中から仕掛けるのもアリ

フラッグの高値付近であり、以下の条件などがそろうならばフラッグの中から仕掛けるのもアリでしょう。

  • 上位足での節目になりそうなレジスタンスラインがある
  • ダブルトップのようなチャートパターンがみられる
  • 移動平均線にタッチした
  • 50%の押し戻しの位置へ到達した

他にも色々とあるのですが、なんらかの優位性があるならOKかと感じます。

もちろんフラッグ抜けから攻めるよりリスクは高まりますが、損切り幅が狭く利食い幅を広く取ることができるため有効です。

まとめ

フラッグはその動きのクセに慣れるまでが大変かもしれません。

フラッグ作成中は、しっかりとチャネルラインが機能して堅調な動きを見せるため見誤りやすいチャートパターンです。

これを回避するには、上位足のトレンド方向を確認することが大切です。そうすれば、今は下げるために調整中なんだろうと判断が下せますね。

チャートを広くみてみるというのが一つのコツかもしれません。

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