FXチャートの見方〜基本編〜

FXの基礎

FX取引ではチャートを見て売買判断をするため、このチャートの見方がわからないと思うように取引ができません。

初心者向けの本や、トレードの解説を読んでもチャートありきでしょう。

ですので今回は、FXチャートの見方の基本編という形で、初心者の方向けにお伝えしていきたいと思います。

チャートの見方を覚える理由

トレードで稼ぐには、これから通貨の価格が上がるのか?下がるのか?を判断する必要があることは知っての通りだと思います。

その売買判断をするために、必須となるものがFXチャートです。

実際のチャートをみてみましょう。以下はドル円相場のチャートです。

チャートの見方がわからなければ、ドル円のレートは110円付近にあることしかわからないかと思います。

このようなチャートから、これからの値動きを予測できるようになりたいですね。

売買のタイミングを取るために

チャートの見方がわからずとも、現在の相場が上昇局面にあるのか、下落局面にあるのかは、なんとなくでもわかると思います。

しかし、これだけでは売買するためのタイミングはわかりません。買ってよさそうだけれども、本当にここで買ってもよいのか?ということを判断するためには、チャートの見方を知っておく必要があります。

過去の値動きから今後の値動きを判断する方法に、テクニカル分析がありますが、チャートの見方がわからなければ活用できません。

精度の高いトレードをするためにも、チャートの見方はしっかりと身につけておきたいところです。

チャートを構成する要素

チャートはどのような要素で成り立っているのか確認しておきましょう。チャートには縦軸と横軸があり、結果がローソク足で表されています。

  • 縦軸 → 価格
  • 横軸 → 時間
  • 結果 → ローソク足

まずチャートを見慣れないと難しいかもしれませんが、ある期間(5分間や1日)の価格の変動幅、価格の推移がひと目で把握できるため便利なものに仕上がっています。

チャートの縦軸:価格 横軸:時間

縦軸は通貨の価格、横軸は時間を表しています。

チャートの一番右側は、今現在の最新の価格が表示されます。過去、どのような価格で動いてきたのかを知る手がかりになります。

価格自体はさほど重要ではなく、過去から見て今の価格は「高いのか?安いのか?」「高値・安値を更新しているのか?」という相対的な基準の方が重要になります。

個人的に重要視していませんが、100円や101円といった区切りの良い価格帯も意識されます。

チャートを見る時間軸で様子が変わる

横軸は過去から現在への時間の流れを表します。このチャートの時間には、いくつか時間軸が用意されています。

FXでの主な時間軸は以下の9個。取引環境によってはもっとあります。

1分 5分 15分 30分 1時間 4時間 1日 1週間 1ヶ月

これらの時間軸は、1時間なら1時間足。1日なら日足のように呼びます。これは1時間足なら1時間単位の値動き、日足なら1日単位での値動きを表します。

時間軸を変えて同一通貨の相場を見てみると

画像のように、同じ通貨のチャートであるのに見る時間軸が異なると表示がまるで違ってきます。

値動きの結果:ローソク足

チャートのメインであるローソク足に進みましょう。ローソク足は、通貨の価格がどれだけ変わったかを表しています。

ローソク足が持つ意味

ローソク足には、価格が上昇した場合に出来上がる陽線と、価格が下落した場合にできあがる陰線の2種類があります。

このローソク1本を見るだけで、始値・終値・高値・安値・上下落の勢いがわかります。

チャートの見方

ここからは基本的なチャートの見方です。まずはチャートを見て、上がっているのか下がっているのかを判断しましょう。

始めはエントリーポイントを探すわけではないので、難しく考えずに大雑把に把握するくらいで大丈夫です。

上昇している相場は通貨の価値が上がっていて、下落している相場は通貨の価値が下がっている状態です。

当然、上昇しているようなら買い目線で。下がっているようならば売り目線と大まかな戦略を用意しておきます。

トレンド相場とレンジ相場を見極めよう

相場は上昇と下降の他に、あまり値動きに変化がないレンジ相場があります。

それぞれの相場状態に応じた戦略というものがありますが、今はチャートを見て、上昇・下降・レンジのどの状態で動いているのか判断できるようになりましょう。

上昇トレンド(アップトレンド)

価格が継続して上昇しているような相場です。上昇トレンドは比較的ゆっくりと、時間をかけて上昇していく特徴があります。

下降トレンド(ダウントレンド)

価格がどんどん下落していく相場です。

上昇トレンドと違って、短期間で下落幅が大きくなりやすく、比較的大きな陰線をつけながら下げていく傾向が多いことが特徴です。

レンジ(ボックス相場・もみあい)

レンジ相場は値動きに動きがなく、横ばいで動いている相場を指します。

一定の範囲内で動くため、一見わかりやすそうではありますが、レンジの上限と下限を見定める必要がでてくるため、初心者には難易度が高い相場状態です。

まずはチャートを見慣れよう

相場の種類としては、上昇・下降・レンジの3つしかありません。そして全てのパターンで、上下しながら進むということが大前提です。

実際のトレードになると途端に難しくなるのは、これから先の値動きがわからないからでしょう。

FX初心者だと経験不足による部分が大きいので、まずはチャートをしっかりと見て値動きに慣れることが先です。

日々、チャートを見て過去の値動きを追ってみたり、これから先の値動きを予測してみましょう。

自分がチャートを見て分析した結果から導き出された予想であれば、予想が外れてたとしても間違いではありません。

逆に、ニュースの情報を元に上がりそうと考えること。他人がこれから上がると言っていたことを元に判断するような予想は、仮にうまくいっても大間違いです。

おわりに

今回はFXチャートの見方の基本編ということで、チャートを見る上での全体像にフォーカスして解説してみました。

まとめると、チャートというものは

  • 時間と価格から、値動きをグラフのように表したもの
  • 値動きはローソク足の形で表現される
  • 見るチャートの時間軸によって、相場の方向が違って見える
  • 相場は「上昇トレンド」「下降トレンド」「レンジ」の3つしかない
  • まずはチャートの値動きを見慣れよう

ということでした。

特に大切なものは相場には3つの状態しかないということです。相場の状態に合わせたトレードが大前提となるため「トレンド」と「レンジ」の判別はできるようにならないといけません。

そしてFXの勉強をして知識を得ただけでは、使える技術になりません。

勉強したことを実際のチャートにあてはめてみて、試行錯誤の結果、自分の答え(やり方)を出すのがFXで利益をだしていくコツです。

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