エリオット波動推進波の1つ。ダイアゴナルの特徴を解説

エリオット波動

エリオット波動の推進波には「インパルス」と「ダイアゴナル」の2つが存在します。今回はこのダイアゴナルのご紹介です。

聞きなれない名前ですが、チャートパターンのウェッジと聞くとわかりやすいかもしれません。

ダイアゴナルの特徴は、波の大きさが時間と共に徐々に小さくなっていき、先細りなクサビ型になることです。

ウェッジは天井圏や底値圏でのチャートパターンとして知られているように、ダイアゴナルも第5波のような波の終点でよく発生します。

ウェッジという単語で進めたいのですが、エリオット波動の内容ですのでダイアゴナルで統一しますね。

ダイアゴナルの基本波形

ダイアゴナルは5波動構成の推進波です。以下の画像にダイアゴナルの基本波形を用意しました。

まずインパルスと大きく異なる点が、第4波が第1波に食い込んでくることです。

そして第1波終点と第3波の終点を結んだ上値ライン、第2波終点と第4波終点を結んだ下値ラインは交差します。

インパルスが平行チャネルを作るように推進していたのに対し、ダイアゴナルでは先細りの形となります。

5波動構成で進むことに違いないのですが、勢いのある伸び方はせず、ジワジワ推進していくようなスッキリとはしない推進波です。

重要なのはトレンド転換のサインであることです。

ダイアゴナルのルール

ダイアゴナルにはインパルスのような絶対的なルールというものがないのですが、通常は以下の2つを満たします。

  1. 第2波は第1波の始点を割り込まない
  2. 第4波は第1波に重なる

ダイアゴナルの波の大きさ

ダイアゴナルは先細りの形となることからわかるように、徐々に伸び悩むような波形です。

ですので通常は波の大きさは「第1波>第3波>第5波」のように波が小さくなっていきます。

インパルスでは「第3波は一番小さくなることはない」のでしたが、ダイアゴナルでは第5波が大きく伸びることがあり、結果として第3波が一番小さくなってしまうこともあります。

ダイアゴナルにはこうしたバリエーションが多いため、実際のトレードでは「ダイアゴナルからの抜け待ち」に徹することが無難です。

転換パターンですのでダイアゴナルの中で攻めるよりは、トレンド転換を見据えて狙う方が有利ですね。

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