FXのリスクを知って、不要なリスクは回避しよう

FXの基礎

あなたは、資金を増やそうとFXを始めようと考えているはず。資金を増やそう増やそうと意気込むのは賛成ですが、もっと大切なことは資金を守るという考えです。

資金を守るとなると、トレーダーであれば損切りが真っ先に思い浮かびますが、今回はこれからFXを始めようと考えている人へ向けての内容です。

FXにはどのようなリスクがあるか、何か思い浮かぶものはあるでしょうか?パッとでてこなかったらこの記事が役に立つでしょう。

リスクと一言でいってもFXが持つリスク、トレードのやり方に対するリスクがあるように分けることができます。

一番最悪なのがリスクを知らないことですので、しっかりと把握しておきましょう。今回はFXという投資が持つリスクに関して解説していきます。

最初に理解しておきたいFXのリスク

FXは投資である以上、損失も出してしまうこともあることは承知のことだと思います。

ところが、FX口座の資金を全て失った上に、それ以上の損失を抱える事態が起こり得る可能性があるのもFXという投資です。

これは、急激な為替変動が原因で発生しますが、FX会社側とトレーダー側双方の問題でもあります。

  • ・FX会社の問題 – ロスカットが間に合わない
  • ・トレーダーの問題 – 高すぎるレバレッジ取引

これは追証とよばれますが、長くなるため別記事にしました。「追証の原因とは?マージンコールと強制ロスカットの仕組み」は理解しておきましょう。

「追証」の原因とは?マージンコールと強制ロスカットの仕組み

レバレッジ規制により追証のリスクは限りなくゼロに近づきました

現在ではレバレッジ規制により、どのFX会社をえらんでもレバレッジは最大で25倍です。昔は100倍以上も可能、50倍そして現在の25倍と段階を経て制限されてきました。

レバレッジの管理はトレーダー自身の問題であるため、規制すれば問題がないとは思いません。しかし、レバレッジ規制により大損することが難くなったことは事実です。

現在のFXでは、追証となる事態はゼロとはなりませんが限りなくゼロだと言えます。レバレッジはFXでの一番のメリットなのですが、管理を怠ればリスクでしかありません。

レバレッジについては、以下で解説しています。

FX最大の特徴レバレッジを解説。あなたはレバレッジ何倍の取引をしているか把握していますか?

急激な為替変動のリスク

FXでは24時間、常にレートが動いています。これは自分の好きなタイミングだけ取引することができるという意味で大きなメリットです。

しかし、メリハリをつけた取引を意識しないとデメリットにもなります。

例えば以下のように、あてもなくズルズルと引っ張るトレードが該当します。

  • 含み損が、含み益になるまで放っておく
  • 相場がどうなったら利益確定するか、損切りするかの判断基準がない

為替相場は、ある日突然「ズドン!」と上下に急変動することがあります。

スイスフランショック

画像はユーロスイスの日足チャートです。2019年には全通貨ペアを巻き込んだフラッシュクラッシュという急落がありましたが、こういった現象が稀にあります。

こういった事態を回避するために私達トレーダーは損切り注文を事前に入れておくことで対応するわけですが、わずかな時間で全ての資金を失ってしまう可能性があることは絶対に忘れてはいけません。

ポジションの持ち越し、週またぎのリスク

為替相場は土日はお休みであるため取引できませんが、小規模ながら取引事態は行われています。その結果、金曜日の終値から価格が飛んで、月曜日が始まることがあります。

週をまたいでポジションを保有していた場合、仮に損切り注文をおいていたとしても予期しない損失となることがあるため注意が必要です。

約定しない、注文がすべる

相場の変動で生じる不利なものとして、注文しても約定しないことや注文したレートがズレて約定するということがあります。

これは、FX会社に注文が届いたタイミングのレートで注文が執行される仕組みになっているため起こります。

例えば、画面上で成行注文を発注したのだけど、回線の状態が悪かったり為替レートが急変動していた状況下では、FX会社へ届くまでにタイムラグが発生することがあります。

結果、意図しない価格で約定するということになります。

具体的には、ドル円のレート100.00円で注文を執行したのに、100.05円で約定されてしまうことがあります。

この0.05の差はスリッページとよばれますが、FX会社によっても発生頻度は異なります。

約定力を売りにしている会社もあるため、そのようなFX会社を利用したり実際にデモ口座を利用して体験してみるとよいでしょう。

おわりに

FXが持つリスクについて簡単にみてきましたが、実は利用するFX会社によってもリスクの度合いが変わってくることがわかるかと思います。

そしてこういったリスクは、FX口座開設時に電子書類の形で承諾を求められる文書にかかれてあることです。

とはいえ、わかりにくいため今回の記事を参考にしていただけたらと思います。

コメント