RSIの正しい使い方解説

RSI(Relative Strength Index)は相対力指数とよばれ、買い方と売り方の相対的な関係を視覚的に表したものです。

簡単に言うと、過去一定期間の値動きから買いと売りの割合を見て、現在の相場は「買われすぎ」または「売られすぎ」を教えてくれるテクニカル指標です。

今回はRSIの基本となる使い方を解説していきます。

過去一定期間の値動きの買いと売りの割合を見る

RSIは計算式がとても簡単ですので押さえておきましょう。言葉で説明されるよりも計算式を見るほうが具体的です。

RSIの計算式

RSI = 一定期間の値上がり幅合計 / (値上がり幅合計 + 値下がり幅合計) × 100
※一定期間としてよく使われるのは14日間

例えば、過去14日間の値上がり幅の合計が3円。値下がり幅の合計が1円であった場合は

RSI = 3 / (3 + 1) × 100 = 75%
過去14日間の値上がり幅は75%となり、直近の動きとしては上昇が強く値上がり幅が大きいと判断できます。
また、値上がり幅と値下がり幅が同じ場合は50%といった具合で、14日前と比べて価格が変わっていないことになります。
そして14日間ずっと相場が上昇し続ければRSIは100%になり、ずっと下げ続けたら0%です。
14日という期間を例に挙げましたが、期間に関わらずRSIは0%~100%の範囲で動き、その水準から「買われすぎ」「売られすぎ」を判断していきます。

RSIの水準から「買われすぎ」と「売られすぎ」が判断できる

RSIは現在の上昇幅と下落幅がどの程度かを割合で教えてくれるのでした。

つまりRSIの数値が高いほど「買われすぎ」、数値が低いほど「売られすぎ」となります。

一般的にはRSIが70以上は買われすぎ、30以下は売られすぎゾーンです。

もしRSIが75%に達しているようであれば、すでに上昇幅が大きく過熱気味。そろそろ反転してもおかしくない水準です。

基本的には逆張りを狙っていくのに適したテクニカル分析です。

「買われすぎ」なら「売る」、「売られすぎ」なら「買う」

RSIが70%以上は買われすぎゾーンなので「売り」。30%以下では売られすぎゾーンなので「買い」。

これがRSIを使った基本戦略となるため、逆張りがメインとなります。

トレンドが発生している相場ではRSIは全く機能しなくなるため、基本的にレンジ相場で活用することになります。

RSIの50%ラインに注目してみよう

RSIは0%~100%までしかありません。30%や70%の他に目安となるのが『50%』ラインです。

ここは上昇幅と下落幅の比率が同じ場所でした。

つまりこの50%ラインよりも上か下かで、上昇と下落の勢いを見ることができます。

  • 50%よりも上にあり、RSIも右肩上がりであれば上昇傾向
  • 50%よりも下にあり、RSIも右肩下がりであれば下落傾向
  • 50%ラインにRSIがいるなら価格の変動はなし

このように50%ラインは上昇と下落の分岐点と捉えることができます。

まとめ

RSIを使った考え方はシンプルなものであり、明確な売買サインもあってわかりやすいものです。

一方で逆張りなトレードになりやすく、使い方を誤れば大怪我をする指標だといえます。特にトレンド相場では売買サインがまるで機能せず、RSIのサインだけに頼ったトレードをすると大惨事を招きます。

RSIに限ったことではありませんが「RSI+移動平均線」など、他のテクニカル分析と組み合わせて総合的に判断していきましょう。

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