FXで稼ぐ方法の一つスワップポイント、仕組みと基本を解説

FXの基礎

FXで稼ごうと考えた場合、売買により積極的に為替差益を狙っていく方法を思い描くと思います。

もちろんこの方法がメインとなりますし、トレードしている実感もあって楽しいものです。

ですが、FXの稼ぐ方法はもう一つあります。それが『スワップポイント』を使った方法です。

スワップポイントって何

2国間の通貨の金利差から発生する利益です。このスワップポイントは日をまたぐことで発生するため、毎日収益として受け取ることができます。

2国間の金利差とは

通貨の金利は国ごとに異なります。例えば日本、アメリカだと通貨の金利は

日本円(0.01%)、米ドル(2.00%)のように金利に差がついています。

日本とアメリカの金利差は1.99%だということです。

スワップポイントは、2国間の金利差が重要

通貨の取引の過程で実際に2国間の通貨を保有することになるため、この金利差の概念が生まれます。

そして金利差は通貨ごとに異なるため、通貨ペア別にスワップポイントを受け取れる金額には差がつきます。

高い金利の通貨を買って低い金利の通貨を売る取引を行うと、その金利差が収益として毎日受け取れます。

逆に、低い金利の通貨を買って高い金利の通貨を売る取引を行うと、その金利差を毎日支払うことになります。

スワップポイントの受け取り

金利差は年利換算となっています。1日に受け取れるスワップポイントは年利で受け取れる金額を365日で割った分を、毎日受け取ることができます。

金利差がプラスになるかマイナスになるかは売買次第

通貨ペアを買いエントリーしたか、売りエントリーしたかによって金利差がプラスになるのかマイナスになるのかが決定します。

通貨ペアを買った場合は買いスワップ、売った場合は売りスワップといい、各会社が提示しているプライスボードにスワップポイントがいくらになるのか表示されています。

参考までに、GMOクリック証券が提供する取引環境の「はっちゅう君FX+」のプライスボードをみてみます。

通貨ペアごとに、買いスワップと売りスワップがいくらになるのか一覧で表示されています。

トルコリラ円(TRY/JPY)や南アフリカランド円(ZAR/JPY)のスワップは高いですね。

この2カ国は高金利で日本との金利差が広いためスワップも高くなっているわけです。

そして「スワップ=買い(ロング)」のイメージがありますが、買いスワップなら必ずしもプラススワップとなるわけではありませんので確認しておく必要があるでしょう。

スワップポイントがつく具体例

日本円の金利が0.01%、米ドルの金利が2.00%と仮定して、通貨ペアのドル円を買った場合(ロング)と売った場合(ショート)で受け取れるスワップをみてみましょう。

ドル円ロング – 買いスワップ

ドル円の買い(ロング)での金利差は

米国と日本の金利差
2.00(米ドルの金利) – 0.01(日本の金利) = 1.99%(金利差)

このプラスのスワップを、現在保有している米ドルの通貨量だけ受け取ることができます。

すこし上で紹介したプライスボードの画像を例にすると、ドル円の買いスワップは「+71円」ですね。

1万通貨のドル円を保有していた場合、毎日71円のスワップポイントが受け取れます。(決済時に証拠金残高へ反映される)

そして通貨の保有量で受け取れる金額も変わるため、10万通貨保有している場合は、10倍の710円を受け取ることになります。

ドル円ショート – 売りスワップ

こちらもプライスボードの画像を例にしましょう。

ドル円の売りスワップはマイナススワップです。売りスワップは「-74円」になっていますね。

1万通貨のドル円をショートで保有していた場合、毎日74円をFX業者に支払うことになります。(証拠金残高から自動的に引かれる)

まとめ

FXではトレードのような売買で利益を出す方法とは別に、スワップポイントで利益を出す方法があります。

このスワップポイントは2国間の金利差により決定するため、金利差の大きい通貨ペアほどスワップポイントも高く毎日受け取ることが一番の特徴です。

ただし、金利差がマイナスになるようなポジションを持つと、毎日スワップポイントを支払うことになります。

スワップポイントの金額と、マイナスになるかプラスになるかはプライスボードから確認することができます。

また、実際に受け取れるスワップポイントについては

  • どの通貨ペアを保有しているか
  • 何通貨保有しているか
  • 通貨ペアごとの金利差(スワップ)
  • FX会社が提示しているスワップポイントの違い

などによって違いがあります。

スワップ運用する場合は長期保有が前提となるため、現在レートにも気を配る必要がでてきます。

以上のように、トレードしなくても利益を出すことができるスワップポイントですが、色々と検討する部分が多くなかなか奥が深い運用方法ですね。

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