トレンドラインの角度とトレンド強弱

トレンドライン

トレンドラインは斜めに引かれた斜線であるため、その時々で引いたラインの角度が異なります。

この角度がトレンドの強弱や信頼性をあらわしていることは経験的に実感しているかもしれません。

そして角度によってトレンドが継続する期間も変わってきます。

大きなトレンドの波に引かれるトレンドラインは複数本になる

長く続くトレンドに対してトレンドラインを引くと、同じ方向に何本か引くことができる。というのはよく経験します。

それは相場の進む勢いは一定ではなく、強弱をつけながら一方向へ進んでいくからですね。

このような相場では、角度が急なものや緩いもの、そしてトレンド途中からもトレンドラインを引くことができます。

見ようによっては無数に引くことができるのですが、信頼できるラインとはどのようなものでしょうか。

トレンドラインの角度はトレンドの強さをあらわす

 

アップトレンドのチャートにトレンドラインを沢山引いてみました。多くのラインが引けるのですが、トレンドラインとして採用できるのは赤・青・緑のラインでしょう。

長いトレンドの中では緑のようにトレンド途中から引かれることもあるかと思います。

長期にわたるトレンドでは上図のように、最初に引かれたトレンドラインをブレイクしても、次に角度の緩いトレンドラインが引かれる形で継続することが多くあります。

トレンドラインブレイク=トレンド転換と早合点しないようにしなければなりません。

角度が急なトレンドライン

ピンクで引かれたトレンドラインが該当するのですが、角度があまりに急だとトレンドは継続しません。

勢いは間違いなくあるのですが、継続しないトレンドです。ブレイクアウトや指標結果により方向感がつく初動によくみられますが、価格の伸びと時間経過のバランスが悪くあまり信頼できないラインです。

バランスを取るために価格が修正されやすく、勢いよく伸びていったのに大きく戻すような動きとなるのが特徴的です。

しかし勢いがあることに間違いはなくトレンドはでているため、トレンド方向へ動きがでたのだと方向の目安に活用できます。

角度の緩いトレンドライン

こちらも信頼度という点では怪しいトレンドラインとなります。角度がないということは、相場に勢いはないということです。

このようなラインは抜けやすく、または抜けたり戻ったりとトレンドラインに絡み合う動きとなって参考になりません。

トレンドの波と時間のバランスの取れたラインがベスト

トレンドラインがしっかりと機能していると判断できるのは、ラインに価格が反応する様子を確認しなければならないためどうしても後手になってしまいがちです。

ただ、上記の例のように角度に無理があるようなラインはちょっと無理して引いたような違和感のあるラインになりがちです。

多く引かれたラインの中から、価格と時間のバランスがとれたような無理なく引けるようなラインを採用するのがベストです。

最適なトレンドラインとなる角度に正解というものはありませんが、おおよそ20~45度前後で引かれるラインはしっかりとしたトレンドで息の長いものになるように感じます。

トレンドラインの角度を測るには

MetaTraderをお使いでしたら、トレンドラインを測る便利なものが標準で備わっています。

[メニュー]→[挿入]→[角度によるトレンドライン]を選択すると「Trend By Angle」という角度も表示されるトレンドラインを引くことができます。

ちなみに上記画像のピンクのトレンドラインは全て角度でいうと50度前後となっています。

青ラインは35度、緑は15度、赤は23度となっています。

興味のある方は使ってみてはいかかでしょうか。

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