トレンドラインをブレイクしたら。ラインブレイク≠トレンド転換

よくある間違いに、トレンドラインをブレイクしたら逆方向へポジションを持つ。ということが挙げられます。

天井や底を拾うチャンスではある場面ですが、トレンドラインのブレイクがトレンド転換を指す訳ではありません。

勢いがなくなっていくことは間違いないため、ラインをブレイクしているのですが、だからといって相場が反転していく保障はどこにもないのです。

ラインをブレイクしてきたときこそ、トレンドが継続するのか反転していくのかしっかりと見極めていかなければならない難しい場面です。

トレンドラインをブレイクしても追いかけないこと

トレンドラインをブレイクしてくる場面と言うのは勢いがついているため、つい乗りたくなってしまいます。

しかし、ここはグッと我慢して様子を伺わなければなりません。

どの高値や安値をブレイクしてきたのかに注目

トレンドラインをブレイクしても、状況によりそのブレイクの信頼度は様々です。

今回は上昇相場のトレンドラインブレイクを例にみていきましょう。下落の場合は全くの逆となります。

トレンドライン上での攻防では主に3つあります。

  • ラインの抜けが甘いパターン
  • ヒゲだけつけるパターン
  • ブレイクしたけどトレンドが継続するパターン

トレンドラインをブレイクすることはもちろんですが、これに加え安値や高値をしっかりとブレイクしたかということも重要になります。

レンジから上方向へブレイクした起点となるB点ができあがったので、AとBを結ぶトレンドラインを引くと上の図のようになります。

綺麗な上昇を描いているのですが、実際にはC、D、Eのような上昇も終わり?と思わせるようなローソク足が出来上がるのが普通です。

特にE点では明確にトレンドラインを下抜けしてしまっていますが、トレンドライン上へ戻っています。

いわゆるダマシだったわけですが、どの安値ポイントをブレイクしたかも重要になってきます。

C点はラインを下抜けしていない

C点ではライン下でローソク足が確定していますが、このパターンは抜けが甘くラインをブレイクしたとはいえない状態。

直近の安値はレンジの上限となりますので、絶好の押し目ポイントだといえます。

D点はローソク足確定を待つ場面

D点はローソク足確定前だと、大きな陰線を作りながら下げていた場面です。結果としては長い下ヒゲをつけてトレンドライン上へ戻っています。

よくあることなので注意しないといけませんが、ローソク足確定前に飛びついても値動きに振り回されるだけです。

必ずローソク足の確定を待って判断することが大切です。

E点では直近の安値のブレイクを待つ場面

E点では完全にトレンドラインを下方向へブレイクしたとみてよいでしょう。ですが実際にはトレンドライン上へ戻ってしまっています。

このときダウでみると、重要なのはD点の安値ですね。

D点を下へブレイクしない限りは、アップトレンドが終了していないということ。

トレンド転換を検討するには、D点も下へブレイクする必要があった場面です。

トレンドが継続している以上、トレンドラインをブレイクしたからといって逆方向へポジションをもつのは危険です。

トレンドラインをブレイクしたら、一呼吸おいて直近の安値や高値にも目を向けてみてください。

そうすることで、ダマシに会うことも減り安定したトレードに活かすことができます。

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